いのちの車窓から
- 明穂 池田
- 8月22日
- 読了時間: 2分
という本を会員様から教えて頂き読んでいます。
窓というワードからか、ここ最近思い出すことがあります。
私の夫は美術館が好きで私を連れて行ってくれたことがあります。
ご想像がつく通り、私は美術館には無縁のタイプなので
生まれて初めての美術館でした。
箱根にあるポーラ美術館に連れて行ってくれました。
様々な絵や作品があり、こんな私ですので
「これってどういう意味があるの?」「これってなんなの?」
「どういう意味?」
ととにかく聞きたいことはありましたが
みんな静かに見ている空間なのでなるべく喋らないように我慢しました。
「見る人によって見え方や感じるものが違う」
「この作者がどういう思いでこれを書いたのかを想像するのも楽しい」
と夫が言っていたことを思い出しました。
全く意図や目的が分からないものもありました。
すたすた歩き進める中で見入ってしまう作品がありました。
足を止めてしばらくそこにいた気がします。
その作品は、壁に沢山の窓が貼られています。
形や色が違う窓がたくさんあります。
その向こうには空が映っています。
「見る人によって見え方や感じるものが違う」
夫が言っていた言葉を思い出しました。
この窓の数というのは人の心の数かもしれません。
いつだってその人の世界を彩るのはその人の”好き”と個人の趣味である
―星野源 いのちの車窓から
いつも綺麗な窓ガラスから
いつも綺麗な景色を見ることは難しい。
それでも決して窓を閉めてしまわず 諦めず
この世界を少しでも良く見続けるためにも私はヨガを続けるんだなと
ふと思いました。

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